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2008年5月27日(火) 17時0分 夕刊フジ
交流戦絶好調の野村監督。古巣・ヤクルトからは羨望の声も
26日のヤクルト戦で5-4と逃げ切り勝ちした楽天は、この白星で球団史上初の交流戦単独首位に立ったのだが…。「やめてくれない?! 何だ、それ。マスコミの世界でやってください。こっちはそんな気分になってないんだから…」と試合後、野村監督は単独首位についての質問が飛ぶやピシャリ。
試合は2回に5点を奪い主導権を握ったが、ジリジリと追い上げられ、9回には押し出し四球で1点差にまで詰め寄られた。この試合展開がお気に召さなかったらしい。3位をキープし、貯金も3。それでも野村監督は、「まだ付け焼き刃。ツイてるツイてるということや」と照れ隠しだ。
指揮官は謙遜するものの、今季の楽天に粘りと強さがあることは確か。ノムさんの“古巣”ヤクルトの球団首脳からは「今年の楽天は若手が力をつけてる。若手を均等に使って競争意識を高めているからね。だから層が厚く感じる。球団設立のときは使い古しのパッチワークだなんていわれていたけど、今じゃ隔世の感だな」とうらやむ声も。
楽天の次戦は28日からの巨人戦。「昔の巨人と違うんでしょ? われわれがやってたころと様変わりしとる。こんな巨人に誰がした?! いや、やめとこう。ごめん取り消し。巨人も勝ってるんだろ? 力があるチームだからな」と野村監督。これも自信ゆえの毒ガスか?!
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